馬場俊英 ロードショーのあのメロディ 歌詞

BEST 1996-2007

馬場俊英 BEST 1996-2007專輯

12.ロードショーのあのメロディ

作詞:馬場俊英
作曲:馬場俊英

あんなにも悲しくて もう誰かをこれ以上
愛せないと泣いていた恋を覚えてる

今君とこうして会い こんなふうにまた二人で
話しが出来るなんて ああ 本当に不思議さ

あれからどう? 何してる? 今はどこに住んでいる?
暮らしはどう? 仕事はどう? …時間はあるのかい?

あの頃の仲間とは 僕ももう会ってない
いつでも集まって 騒いでいた街角に

僕がいた 君がいた ヤツがいた みんながいた
青春の真ん中で君が笑ってる

髪型も洋服もとてもよく似合ってるよ
意外とさ そういうことが大事らしいよ

昔からよく笑う君といるのが好きだった
二人して 一日中ただ歩きながら

駅前のアーケード 公園に抜ける道
噴水とドーナツショップ 二人で観たロードショー

時が過ぎ 結末はもう忘れてしまったけど
最後のシーン 流れてたあのメロディーはこう
ララララ………確かこんなふう

少し前 電話でさ ヤツと話しをしたんだよ
忙しいとこぼすけど 声が弾んでた

僕はまだ歌ってる 別に何もすごくないよ
テレビには出ないけど 元気にしているよ

いくつもの運命が僕らを試すように行く
でもみんなどこかで頑張ってるみたいだよ

若すぎて気付かなかったことが少し分かってきて
今までに僕がしたことに息が止まる

もし君に会えるなら いつか聞いてみたかった
あのドラマの結末はハッピーエンドだったかい?

図書館の裏の庭 いちょう並木 風の道
ベンチに二人 まるでリバイバルのロードショー oh

真夜中のジャングルジム コーヒーとジャズの店
君が涙ぐんでいる 胸の中のロードショー oh

いくつかの場面にはまだ答えがない だから
聴かせてよ あのメロディー 僕と君の詩
ララララ……あの頃のメロディー

確かこんなふう

いつのまにか通り過ぎてしまった場所とか
いつのまにか歩き終えてしまった道とか
君を大好きだった頃の街の景色とか
こんな気持ちを 今 誰に何て言えばいいんだろうって
僕らが過ごしたあの日々を
少しでも傷つけてしまうことがないようにって
明日も君や僕が元気でいれるようにって
そんなふうに思ってる